Amazonのアソシエイトとして、コーキの社会人前夜相談室は適格販売により収入を得ています。
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結婚の準備というと、式場選びや婚姻届の提出のような「目に見える行事」から考えがちです。けれど実際に二人を悩ませやすいのは、お金の見せ方、二人の家計、そして名字が変わったあとに続く手続きのほうだったりします。
このガイドは、当ブログ「コーキの社会人前夜相談室」に何度も相談に来たサクラとヒロが、付き合い始めてから入籍するまでに確かめてきたことを、物語の順に並べ直したものです。段階ごとにチェックリストをつけたので、今の自分の段階だけ読んでも使えます。
先に結論を書くと、二人がたどった順番は「話す → 見せる → 計算する → 届け出る」でした。
📝 このガイドでわかること
- 付き合い始めから結婚を決めるまでに、二人で話しておきたいこと
- 式・同居・住まいのお金を、総額ではなく「自分たちの負担額」で考える手順
- 婚姻届を出す前に決めておくことと、提出後に続く手続きの考え方
※物語パートに登場する人物・団体は創作上のものです。実在の人物・団体とは関係ありません。
※第47話(入籍)までの内容を含みます。
※本記事では、婚姻届を出して結婚することを、一般的な言い方にならって「入籍」と書いています。
いま、どの段階にいますか?
| いまの段階 | 見るところ |
|---|---|
| 付き合い始めた・これから付き合う | STEP 1 お金の話を「会話」にする |
| 結婚を意識し始めた・親にあいさつした | STEP 2 数字と前提を見せ合う |
| プロポーズした・式場を見に行った | STEP 3 式の自己負担額を出す |
| 一緒に住み始めた | STEP 3 二人の家計を一つの場所で見る |
| 婚姻届をいつ出すか考えている | STEP 4 提出日と名字変更の手続き |
| 住まいを買うか借りるかで迷っている | STEP 1・STEP 4 住まいの決め方 |
| 提出日が決まった | STEP 5 と「結婚までのチェックリスト」 |
サクラとヒロ、出会いから入籍まで
サクラとヒロは、それぞれケンタの紹介でミルト探偵事務所に相談に来た依頼人でした。最初はドアの前ですれ違っただけの二人が、相談に通ううちに少しずつ近づいていきます。
| 時期 | 二人に起きたこと | 話 |
|---|---|---|
| 最初の相談 | 事務所のドアで、初めてすれ違う/ヒロがケンタの紹介で相談に来る | 第13話・第14話 |
| 九月の終わり | 調べたNISAの資料を共有する約束をして、並んで帰る | 第25話 |
| 十月の初め | ヒロが比較表を作って、サクラの冷蔵庫選びを手伝う | 第26話 |
| 十月の半ば | 買い物帰りに並んで歩く二人を、ケンタが事務所の窓から見送る | 第27話 |
| 十一月の初め | 交際を報告しに来る | 第29話 |
| 一月の終わり | ヒロがプロポーズする | 第37話 |
| 二月の終わり | 結婚後を見据えて、一緒に暮らし始めている | 第38話 |
| 十月九日 | 婚姻届を提出する | 第47話 |
ここから先は、二人が付き合い始めてからの話です。
STEP 1|付き合い始め:お金の話を「確認」ではなく「会話」にする
交際の初めに話すのは「お金の使い方・不満の伝え方・将来の速度」の3つ(第29話)
📖 物語の一場面
十一月の初め、二人は交際を報告しに事務所へやってきました。ヒロの鞄には「交際開始にあたり相互確認すべき事項一覧(ver.3)」——100項目のリスト。サクラは「我慢して合わせて、あとで限界が来る」のはもうやめたい、でも100項目は違う気がする、と打ち明けます。
✅ この段階で確認すること
・貯金額の探り合いより先に、何にお金を使うときがうれしいか、「これだけは削れない」ものは何かを話す
・不満があるとき、すぐ言ってほしいか、落ち着いてからがいいか。言いにくい話をするときの「合図」を決めておく
・我慢しがちな人は、そのこと自体を先に相手に伝えておく
・将来の話をどのくらいの速さで進めたいか。転勤・転職・独立など、近いうちの変化の予定はあるか
・借金・奨学金など生活設計に関わるお金は、将来を具体的に考える段階になったら避けずに共有する
住まいの夢は、物件価格ではなく「買う」の総額で見る(第32話)
📖 物語の一場面
十二月の初め、駅前にできたモデルルームに二人で入ったヒロは、「家賃並みの返済で資産が手に入る」と舞い上がります。帰り道のサクラは、少し静かでした。相談の最後に、ヒロは「サクラさんと住む未来を、ちょっと想像しちゃったんです」と打ち明けます。
✅ この段階で確認すること
・物件価格のほかに、購入時の諸費用、固定資産税、マンションなら管理費・修繕積立金がかかる
・「借りられる額」と「無理なく返せる額」は別。返せる額から逆算する
・住む場所や家族の形がまだ動く時期は、「今は決めない」も合理的な選択になりうる
・買いたい気持ちがあるなら、「○年後に頭金をいくら」という貯蓄目標に変える
STEP 2|結婚を意識したら:数字と「もめた実績」と前提を見せ合う
お金は合意した範囲で数字を見せ合い、相性より「もめたときに話し合えたか」を見る(第35話)
📖 物語の一場面
一月の半ば。年末年始にお互いの実家へあいさつに行ったところ、双方の親に「結婚のあいさつ」だと受け取られてしまいました。それでも二人は困っていません。帰り道に「いつかそうなるなら、この人とだろうな」とお互いに思っていたとわかったからです。だからこそ勢いではなく、何をどう確かめればいいのかを聞きに来ました。
✅ この段階で確認すること
・収入(額面と手取り)・貯蓄・借金(奨学金・ローン・リボ残高)・毎月の固定費を、二人で合意した範囲で、数字として見せ合う
・借金や過去の滞納など、言いにくいものほど結婚前に出す
・結婚後のお金の管理(共通口座型・分担型など)の方向性を話しておく。ここでいう共通口座型は、どちらか一方の名義の口座を家計専用として使う形で、二人の共同名義の口座ではない。ネットバンキングのIDやパスワードは共有しない
・付き合ってから意見が食い違った場面と、そのときどう解決したかを振り返る
・子どもについての希望、仕事の続け方、親との距離感について、「ゆずれないもの」を3つずつ書き出して見せ合う
・お金の将来設計は、FP(ファイナンシャルプランナー)などの第三者を入れると、感情と数字を分けて話しやすい。相談する前に、相談料、所属、保険や金融商品の販売で手数料を得ているかどうかを確認する
🔍 ケイイチロウの一言
私が結婚を決めたとき、確信があったわけではない。あったのは『この人となら、間違えたときに一緒に道を直せる』という、小さな経験の積み重ねだけだ。
※相手から暴力、威圧、監視、金銭管理の強要などを受けている場合は、二人だけでの話し合いを優先せず、安全を確保したうえで第三者や相談窓口を利用してください。
相談窓口:内閣府「DV相談ナビ」
STEP 3|プロポーズのあと:式と同居のお金を「二人の負担額」で考える
式の見積もりは分解して比べ、ご祝儀と援助を引いた自己負担額で判断する(第37話)
📖 物語の一場面
一月の終わり、ヒロはプロポーズしました。用意していた質問リストは使わず、言ったのは「好きです。結婚してください」だけ。ところが最初の式場見学でもらった見積もりは約380万円、その下には「本日ご成約なら320万円」。二人の貯金は合わせても300万円に届かず、その日は決めずに帰ってきました。
✅ この段階で確認すること
・見積もりを会場費・料理・衣装・写真・装花などの項目ごとに書き出し、あと1〜2件、別の式場や日程でも見積もりを取る
・申込金、契約が成立する時点、キャンセル料が発生する時期と金額、支払期限を確認する
・「今日だけ割引」は、いったん保留にしてよい。割引を失うことと、比較せずに契約するリスクは分けて考える
・ご祝儀は控えめに見込み、「最終的な自己負担額」と「支払期日までに用意する現金」を分けて計算する。援助は確定している金額だけを引く
・何にお金をかけ、何をかけないかの基準を、二人で先に決めておく
二人はその後、3件の見積もりを項目ごとに並べてご祝儀の想定額を引き、毎月5万円ずつ貯めると決めました。金額の話をしているあいだ、サクラは一度も「大丈夫です」と言わず、「それは高いと思う」と口にできた——とヒロは報告しています。
一緒に住み始めたら、二人分の支出を一つの場所で見る(第38話)
📖 物語の一場面
二月の終わり。二人は式場探しと前後して、結婚後を見据えた同居生活を始めていました。毎月5万円ずつ貯めるはずが、先月は二人とも口座の残高が減っていた。支出を書き出すと、動画配信などのサブスクがお互いの分で3つ重複し、「あっちが払ってくれていると思った」外食代やタクシー代も出てきました。
✅ この段階で確認すること
・二人の口座・カードの明細を、1つのアプリや表にまとめて見る
・契約しているサービスを全部書き出し、重複しているものは一方に統一するか解約する
・「払ってくれていると思った」をなくすため、固定費・立て替えのルールを先に決める
・貯金は「余ったら」ではなく、給料日に自動で振り替える先取りにする。式の費用のように期限がある目標は、月々の必要額を逆算する
・分担の決め方(収入比・費目ごと・共通口座など)に正解は一つではない。二人が納得できる形を選ぶ
STEP 4|入籍の準備:婚姻届の「その後」と、将来・住まいの前提を決める
婚姻届は提出日を二人の希望から決め、名字変更の手続きを順番つきでリストにする(第39話)
📖 物語の一場面
三月。ヒロの会社の先輩が、入籍後に「名前が変わってからの手続きが地獄だった」とぼやいていたのを聞いて、二人は相談に来ました。婚姻届をいつ出すかは「そのうち」。名字は「たぶん私かな」とサクラ。二人とも、届けを出せば全部が自動的に変わるものだと思っていました。
✅ この段階で確認すること
・式の前に出すか後に出すかに決まりはない。入籍日への思い入れ、旧姓で式を挙げたいかなど、二人の希望を先に確認して、提出日を決める
・提出日は、名字変更の手続きにかかる期間も考えて逆算する
・名字が変わる場合の手続きを、身分証(マイナンバーカード・運転免許証・パスポート)、金融機関(銀行口座・クレジットカード)、勤務先(社会保険・給与口座・扶養の届出)に分けて、必要書類・窓口・期限ごとに書き出す
・期限が定められている手続きから優先する。一律の順番にこだわらず、各窓口の案内に従う
・同居の状況によって住民票の手続きが変わる。婚姻届を出しても、住所は自動では変わらない。引っ越しを伴う場合は、転出届・転入届・転居届などの住所の手続きを別に行う
・勤務先への扶養・家族手当の届出(該当する場合)、健康保険の被扶養者の手続きも確認する
・不動産を持っている人は、2026年4月1日から、氏名や住所が変わった日から2年以内に変更登記をすることが義務になっている。(不動産を持っていない人は対象外)。法務局の「スマート変更登記」を使うには、事前に「検索用情報の申出」が必要。申出をしておくと、住所や氏名が変わったときに法務局から確認の連絡が来て、了解すれば変更登記をしてもらえる(完了までには時間がかかる)
・なお、2026年4月1日より前に氏名や住所が変わり、まだ変更登記をしていない場合は、2028年3月31日までが期限
婚姻届に必要なものや提出先は、法務省の案内と提出先の市区町村で確認できます。第39話では、婚姻届書、運転免許証・マイナンバーカード・パスポートなどの本人確認書類、成年の証人2名の署名を準備すること、2024年3月1日以降は戸籍証明書(戸籍謄本)の添付が原則不要になったこと(国際結婚など追加書類が必要な場合あり)をまとめています。
希望の日に受理してほしい場合は、提出先の戸籍の窓口に、記入内容に不備がないかと、夜間・休日に提出するときの受付の扱いを、前もって確かめておくと安心です。
子どもの話をするときは、怖い数字ではなく「幅」と「時期」で見る(第40話)
📖 物語の一場面
四月、映研時代の友人の子の誕生日会に呼ばれた帰り。電車の中で調べると、「子ども一人育てるのに3000万円」のような見出しばかりが出てきて、二人は固まってしまいました。相談を終えたサクラは、「『いつか』の話として、ちゃんと考えられるようになった気がします」と言って帰っていきます。
子どもを持つかどうかも含めて、それは二人で決めることです。話題にのぼったときに慌てないよう、数字の見方だけ押さえておきます。
✅ 話題にのぼったら確認すること
・子育て費用の試算は、含める費目・進路・集計期間によって大きく変わる。金額だけでなく、計算の前提も確かめる
・費用は一度にではなく、長い期間に分かれてかかる
・児童手当、高校の授業料の支援、大学等の給付型奨学金・授業料減免などの制度がある。制度は変わることがあるため、必要な時期に最新の情報を確認する
住まいは金額以外の軸と「安心の形」を出し合い、期限つきで決める(第43話)
📖 物語の一場面
六月。モデルルームの一件から半年あまり、今の部屋の更新時期が近づいていました。気に入っている賃貸と、無理のない予算で買えそうな中古マンション。生涯コストまで計算しても、大きな差は出ません。サクラは「資産として残るなら家がいい」、ヒロは「身軽さがなくなるのが怖い」。最後に二人は、賃貸を続け、3年後に頭金の目標額が貯まったタイミングでもう一度考える、と決めました。
✅ この段階で確認すること
・住み替えの自由度、修繕や管理の手間、災害時のリスクなど、金額に出ない要素も書き出す
・「何が満たされれば自分は安心できるか」を、それぞれ書いてから見せ合う
・「一生の答え」ではなく、「今回はこう決める。○年後に見直す」と期限をつけて決める
📎 あわせて:九月、祖母の相続をきっかけに、サクラは「ヒロとも、お互いの持ち物とか口座とか、ちゃんと共有しておこう」と決めました。→ 相続で揉めないために|20代30代が今から知っておく基本【第45話】
STEP 5|入籍の日:準備してきた二人の「紙一枚」

第47話|サクラとヒロ、入籍した
十月の初め、二人は婚姻届の証人欄をコーキとケイイチロウに頼みに来る。提出日は、二人の仕事と、その後の名義変更の日程から逆算して10月9日に。区役所の窓口は驚くほどあっさりしていたが、ヒロの手は少し震えていた。サクラはヒロの名字を名乗ることにした。式は、挙式も披露宴もしないフォトウェディングに。親族への紹介は、両家の顔合わせの食事会で。予算は、二人で貯めた自己負担額の中で収まりそうだという。
この話を読む →✅ この回から確認すること
・婚姻届には成年の証人2名の署名が必要。第47話でサクラが調べたとおり、親族に頼まなければならない決まりはない
・提出日は、日柄を重視するかどうかも含めて二人で決める。提出後の手続きの日程から逆算する方法もある
・式の形(挙式・披露宴・写真だけ・食事会など)は、STEP 3で出した自己負担額から考える
🔍 ケイイチロウの一言
夫婦とは、答えを揃えることではない。問いを、一緒に持ち続けることだ。今日出した紙は、その始まりの合図に過ぎない。
結婚までのチェックリスト
ここまでの「確認すること」を、時期ごとに1行ずつ並べ直しました。全部を一度にやる必要はありません。
| 時期 | やること | 詳しい話 |
|---|---|---|
| 付き合い始め | □ 何にお金を使うとうれしいか、削れないものは何かを話す | 第29話 |
| □ 不満の伝え方と、言いにくい話の「合図」を決める | 第29話 | |
| □ 将来の話を進める速さと、近い変化の予定を話す | 第29話 | |
| 結婚を意識したら | □ 収入・貯蓄・借金・固定費を、合意した範囲で数字で見せ合う | 第35話 |
| □ 意見が食い違った場面と、その解決の仕方を振り返る | 第35話 | |
| □ 子ども・仕事・親との距離で「ゆずれないもの」を3つずつ出す | 第35話 | |
| 式を考えたら | □ 見積もりを項目ごとに分け、複数の式場・日程で比べる | 第37話 |
| □ 申込金・キャンセル料・支払期限を確認する | 第37話 | |
| □ 自己負担額と、支払期日までに要る現金を分けて計算する | 第37話 | |
| 一緒に住んだら | □ 二人の明細を一つのアプリや表にまとめる | 第38話 |
| □ 重複したサブスク・固定費を整理し、立て替えのルールを決める | 第38話 | |
| □ 給料日に自動で貯金用口座へ振り替える | 第38話 | |
| 婚姻届の前 | □ 提出日と、どちらの名字にするかを二人で決める | 第39話 |
| □ 名字変更の手続きを、書類・窓口・期限つきでリストにする | 第39話 | |
| □ 住民票・扶養・健康保険の手続きが必要か確認する(引っ越しを伴う場合は住所の手続きも別に) | 第39話 | |
| 不動産を持っている人 | □ 氏名・住所が変わった日から2年以内に変更登記をする(2026年4月1日から義務。スマート変更登記を使うなら、先に「検索用情報の申出」をしておく) | 法務省 |
| 住まい | □ 物件価格ではなく総額と、無理なく返せる額で考える | 第32話 |
| □ 金額以外の軸と「安心の形」を出し合い、期限つきで決める | 第43話 | |
| 入籍の日 | □ 証人2名に署名を頼む | 第47話 |
| □ 提出後に回る窓口と日程を決めておく | 第39・47話 |
二人の準備に役立つ本
サクラとヒロの相談で紹介してきた本のうち、結婚前後のお金と手続きに直接つながるものを集めました。まず1冊なら、結婚前に何をいつ話し合うかの順序がつかめる一冊を。
※以下はアフィリエイトリンクです。
📚 結婚前のお金の話し合いに役立つ一冊
『結婚までに、やっておくべきお金のこと』中村芳子 著
結婚を考えるカップルが、収入・貯蓄・保険・将来設計について何をいつ話し合うべきかを解説した一冊。
※「何をどう話し合うか」の順序をつかむのに役立つ一冊。制度や金額の最新情報は、公的機関の窓口で確認を。
📖 段階ごとにもう一冊
| テーマ | 書籍 | |
|---|---|---|
| STEP 1 二人のお金の会話 | 『収入減でも家計がラクになる貯蓄術 貯金は「夫婦の会話」で9割決まる!』横山光昭 著 | Amazonで見る → |
| STEP 3 共働きの家計 | 『書けば貯まる!共働きにピッタリな一生モノの家計管理』塚越菜々子 著 | Amazonで見る → |
| STEP 4 結婚の手続き全体 | 『結婚準備オールガイド』岩下宣子 監修 ※2012年刊行のため、準備全体やマナーの参考に。制度や必要書類は、最新の公的情報で確かめてください。 | Amazonで見る → |
よくある質問
Q. 結婚までにやることは、何から始めればいいですか
式場や婚姻届より先に、お金の使い方と、意見が食い違ったときの話し方を二人で確かめておくと、その後の準備で話し合いやすくなります。結婚を具体的に考える段階になったら、収入や借入などの数字を、合意した範囲で共有します。
Q. 結婚前に、お金の情報はどこまで見せ合えばいいですか
二人が合意した範囲で構いません。ただし借入や滞納は、後から判明すると金額以上に信頼の問題になりやすい点に注意が必要です。
Q. 婚姻届は、結婚式の前と後のどちらに出すものですか
どちらでなければならないという決まりはありません。入籍日への思い入れや、旧姓で式を挙げたいか、名字変更の手続きの日程などから、二人で決めます。必要なものと提出先は、法務省の案内と提出先の市区町村で確認してください。
Q. 名字が変わったら、手続きは何から始めればいいですか
一律の順番はありません。第39話では、まず市区町村で住民票への反映状況とマイナンバーカードの変更手続きを確認し(マイナンバーカード総合サイトでは、氏名・住所が変わったら、変更があった日から14日以内に住んでいる市区町村の窓口で届け出るよう案内されています)、その後、勤務先、運転免許証、金融機関、クレジットカード、パスポートなどを、期限・必要書類・利用予定に合わせて進める流れを紹介しています。各窓口の案内を確認してください。
📌 この記事に関連する公的情報(2026年10月17日確認)
- 法務省|婚姻届
- 法務省|戸籍関係手続
- 法務省|住所等変更登記の義務化(スマート変更登記)
- 法務省|スマート変更登記について(検索用情報の申出)
- 法務省|住所等変更登記の義務化について(2026年4月1日より前の変更は2028年3月31日まで)
- マイナンバーカード総合サイト|氏名・住所などの変更
- 国民生活センター|消費者トラブルの相談窓口
- 金融庁|資産形成の基本
- こども家庭庁|児童手当Q&A
- 内閣府|DV相談ナビ
まとめ:結婚の準備は「話す → 見せる → 計算する → 届け出る」
サクラとヒロは、一度に全部を決めたわけではありません。迷うたびに事務所へ来て、一つずつ確かめてきました。先に話し、数字を見せ合い、計算してから届け出る——その順番が、入籍の日の落ち着きにつながっていました。
・付き合い始めは →STEP 1 お金の使い方・伝え方・速度を話す
・結婚を意識したら →STEP 2 数字と前提を見せ合う
・式と同居は →STEP 3 自己負担額と世帯の家計で考える
・入籍の前は →STEP 4 提出日・名字・手続きの順番、住まいは期限つきで
・入籍の日は →STEP 5 証人と、提出後の日程
入籍の日、棚から降りてきたルリは、事務所に戻ってきたサクラの足元にすり寄っていました。
🐱 ルリのまとめ
「『紙一枚』を出す前に、二人はずっと、話して、見せて、計算してきたんだよね」
保険・NISA・住宅ローンなど、お金の大きな決断は【保存版】人生の大きな決断で後悔しないためのお金ガイドに、本で学びたい方は【保存版】社会人になる前に読んでおきたい「お金の本」8選にまとめています。二人の「どう迷ったか」を物語で追体験したい方は記事一覧からどうぞ。
本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の法務・金融助言ではありません。記載内容は執筆時点の情報に基づいており、最新情報と異なる場合があります。婚姻届や名字変更の手続きについて不明点がある場合は、提出先の市区町村、勤務先の人事労務担当、各金融機関等の窓口にご相談ください。
※本記事にはアフィリエイト広告が含まれます。
※制度・窓口の情報は公的機関のウェブサイトと、各話の公開時点の記述に基づいています(2026年10月確認)。手続きの内容は自治体・金融機関・勤務先によって異なります。最新の内容は各窓口でご確認ください。







